167.名器
上にまたがり腰を落とす。
「左近…、どうだ?」
三成は眼下に横たわる情交の相手に問うた。
すると相手は余裕たっぷりの笑みでこう言う。
「上々ですな。
自ら腰を使って感じている殿のお姿がよく見えます。」
何とも憎らしい回答である。
こちらは左近を気持ちよくさせようと思って頑張っているのに
当の左近は自分の姿を見て楽しんでいたとは。
その余裕を崩してやりたい気になる。
「そうではない、左近。こちらの具合はどうだと聞いている。」
単刀直入に問い直した三成は
腰を少し上げ、
左近のたくましい竿を撫で上げた。
精液が指に絡み付き二人の結合部が泡立っているのが分かった。
その挑発とも取れる仕草を見た左近は
自らも結合部を撫でた。
「あれが嫌だ、これが嫌だとおっしゃっていた殿が
よくもまぁ、ここまで成長されたものです。
左近は嬉しいですよ。」
そう言うと左近はおもむろに、
ぬめりを得た指を結合部に忍び入れようとする。
「!?やっ…。左近、何をする!」
いくら受け入れる事に慣れてきたとはいえ、
左近の太さを受け入れているのだ。
これ以上入る余地はない。
「大丈夫ですよ。
殿は名器ですから。」
そう言っている間にも三成は左近の巨根ばかりか
左近の指まで受け入れた。
いつもより広がった口が左近がまだ欲しいと更にひくついた。
ピンポイントに感じる所を刺激する指と
左近の巨根の刺激が相まって腰が砕け、呼吸さえも困難を極めた。
「ア、ア、ア!」
後ろからの刺激を受け、何度も達した三成の精液が左近の胸を濡らし
勢い良く飛んだものは左近の顔まで濡らした。
今まで知らなかった快楽に意識を失うー。