04.可愛く鳴く君が愛しい
「う…んッ…、アンッ!」
短く呻いては甘い吐息を漏らす恋人。
肩は強張り、力一杯敷布を握りしめて与えられる快感を享受している。
その仕草一つ一つが可愛らしい。
さしもの冷酷な人間だといわれている曹丕も
そんな三成が愛しくて仕方がなく、
可愛く鳴く様が見たくて腰を使ってみる。
「三成…、もっと気持ちよくなろうー。」
そう言って曹丕は知り尽くした三成の性感帯を愛撫し、
優しく突き上げた。
「あっ…、んんー…!」
「三成。…三成。」
愛しい人の名前を呼ぶ。
あぁ、何と至福な時間だろうー。