3.
「俺のモノになるって誓う?」
足を持ち上げられ窮屈な体勢を強いられる。
軍師という立場上、鍛錬している訳でもなく
体も硬い司馬懿はそれだけで息が詰まりそうである。
そんな苦痛に満ちた表情を見るのが好きな曹丕は
それだけで楽しそうである。
「苦しそうだな仲達。」
この上ない笑みを浮かべた曹丕は
慣らすだけ慣らした挿入口を撫でた。
「今夜はまだ挿れていないな。
……欲しいか?仲達。」
欲しい。
欲しいに決まっている。
そうでなければ何の為に曹丕の鬼畜な行為を受けたのか分からない。
挿入の快感くらい無条件で欲しいものであった。
「答えが無いな。」
そう言って曹丕は司馬懿の膝を更に高く上げた。
さすがにこれには耐えきれなかった司馬懿は
自分を見つめる曹丕と視線を外し強要された答えを口にした。
「欲しいです。曹丕様…。」
「私のモノになると誓うか?」
「勿論でございます。
貴方様にこれからも変らぬ忠誠を誓います。」
その司馬懿の返答を聞いた曹丕は酷薄な笑みを浮かべた。
「ふ…。
私の生きているうちはー、な…。」