15.可愛がる
慣れないながらも左近のものを口に含む三成。
左近を気持ち良くさせたいのだが左近のサイズでは口に含むだけで精一杯で
結局の所、いつもあまり三成の思っている事にはならない。
それが悔しくてまた挑む。
「殿、頑張るのもよろしいですが
また明日も顎が痛いと言って喋らないおつもりですか?
他大名の反感を買いますよ?」
そう言って左近は三成の頭を撫でて可愛がってやる。
三成は恨めしげに左近の余裕の表情を見て
また夢中で左近をほおばる。
…これはまた実力行使で三成の下の口に差し入れた方がよさそうだ。
そう思った左近であった。