17.嫌がる
三成はこれが一番苦手である。
「あ!左近。それは駄目だ…っ!』
三成自身を含んだ左近の口が上下に動く。
淫猥な音が部屋を包み、耳を塞ぎたくなる。
左近はそれを知ってか知らずか
なおも音をたて三成を攻め立てる。
嫌がりの言葉を口にするも荒い息にかき消され言葉にならない。
経験が浅い三成には許容範囲を超えた快楽だからだ。