4.いつまでも慣れない
足が震える。意識が一人の男にもっていかれる。
左近から与えられる刺激に耐えきれず、三成の躯は甘い疼きに制され崩れ落ちそうになる。
「殿は本当にいつまでたっても慣れませんな。手淫くらいで立っていられぬとは……。」
平時より艶のある左近の声は
耳からも三成を犯そうというのか、いつもより甘く熱く三成を刺激する。
身体の感覚全てを奪っておいて、まだなお聴覚から攻められては立ってられないのも無理は無い。
「俺はお前が初めてなのだよ……。」
震える声で虚勢を張ってみるも幾度も来る刺激に耐えきれず
言葉の最後は喘ぎに変るー。