9.こねる
左近の指が三成の胸の小さな突起を弄ぶ。
「左近。俺は女ではないのだ。
その様に胸ばかり触るな。」
「そんな事、言われずとも分かってますよ。
殿は胸を触られるのはお嫌いですか?」
自信ありげな笑みを三成に向けて左近は問いかける。
その笑みに自身を見透かされていると思いながらも
三成は左近が突起を弄ぶ度に下肢が熱くなってくるのを感じている。
「別に嫌いでは…、ない。」