2.何か企んでいる瞳




湯浴みを終えるとそこには曹丕の姿があった。

「曹丕…。どうした、今日は来ないのではなかったのか?」
来るはずの無かった恋人の来訪に戸惑いながらも聞いてみる。


「ふん。仕事が早く片付いたのでな、
そのままお前の元へ来たというわけだ。
都合が悪かったか?」

…都合が悪い訳ではないが、
薄い布切れ一枚しか身にまとっていない状態での出迎えが、
何とも今後の展開が予想出来そうで嫌だった。


いや予想通り、曹丕の瞳には何か企んでいる風が漂っていたー。

上から下へと流れる目線。
三成の程よく上気した肌を視姦しているようでさえあった。


その視線に気まずさを覚え、
大急ぎで身支度を整えようとする。
「都合が悪い訳ではないが、部屋で待っていろ。
身支度を整えるから。」

そう言いつつ後退し、衣服のある所まで移動を試みる。
しかしその行動を遮る曹丕の腕が三成の体を抱き寄せる。
「その必要はない。
どうせ脱ぐのだ、今身に着けずともよかろう。
私に抱かれた後に着ればよいー。」


曹丕はそう言って口づけし、三成の身体を愛撫し始めた。
「っ…。曹丕!
まだ身体も拭いていないのに…。」
そう言って抵抗しようとするが、そうはいかない。


「濡れているというのなら私が舐めとってやろう。
どれ、何処を舐めて欲しいのか言ってみるがいいー。」
「舐めてなど…。あぁ!」
言う前に三成の敏感な所を舌を使って丁寧に舐め回す曹丕。

「湯浴みのお陰で良い具合にほぐれているな…。
それとも自分で弄っているからほぐれているのか?ふふっ。」
冷笑にも似た曹丕の笑いが眼下で聞こえる。



今夜は期待していなかった曹丕の愛撫に意識が遠のくー。













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