5.「この変態!!」
「…三成、いい格好だな。」
そう言って曹丕はめいいっぱい広げた三成の下肢の間から顔を覗かせた。
いつまでたっても行為に慣れない三成は
何をしても顔を赤らめ、恥ずかしがる始末だった。
だが曹丕は曹丕でそんな三成が可愛らしく
ついつい虐めてしまうのだ。
わざと卑猥な音をたて指を出し入れしてみる。
先ほど塗った潤滑油のお陰ですんなりと指の侵入を許し愛撫にうち震えているようだった。
「…いつまでそこを見ている。
もう良いのではないか?」
三成は曹丕の視線が気になるのか目線を外そうと必死である。
曹丕が見ている所は自身でさえ見た事もない恥ずべき秘部であるー。
「くくっ。見られるのが恥ずかしいか?三成。
恥ずかしがる事は無い。うっすらと紅く色づいて綺麗なものだ。」
「…っ!言うな曹丕!」
「私が指を増やす度にすんなりと迎え入れて…、嬉しそうに収縮する。
それはお前も感じているだろう?」
「あっ!…や……。」
曹丕の美しく長い指が三成の秘部を侵す。
その数はもう4本になっていた。
穴を広げるのと同時に前立腺も刺激してやる。
すると三成は堪えきれぬ快感に声を漏らし、
白濁した液も垂らした。
「イキたそうだな三成。
ふふっ。見ていてやるから自分でイッてみてはどうだ?」
何とも鬼畜な提案である。
だが達したいのも山々である。
行為を始めてからというもの曹丕はわざと三成の竿には触れて来ない。
どう考えても計略のうちだった。
低く、耳朶を侵す様な声で三成を促す。
「私はお前が自分で慰める姿が見たいー。」
曹丕は耳元で囁き三成を愛撫するもう一方の手で
三成の手を取った。
手の行き着く先は勿論天を仰ぐ三成自身のものー。
覆いかぶさった曹丕の手で三成を上下にしごく。
触れて欲しかった所に懇願していた愛撫。
その刺激に三成は身じろぎ、甘い声を漏らす。
そしていつの間にか自発的に自身のものを刺激していたー。
前は自分で、後ろは曹丕が刺激する事によって
どこもとろけるようだった。
快感に比例して恥ずかしさも増していく。
快楽でうろんとなった思考の中でも罵る事は忘れない。
「この変態!!」